ささやかな結婚式を挙げる
結婚式をおこなうのが好きではないという知人がいました。昔結婚式に呼ばれることが多く、その際にあまりいい印象を抱けなかったということで、自分は結婚式をやらないでおこうと決めたのだそうです。しかし、知人自身が付き合っている相手の親が高齢で、できたら自分の子供の結婚式を見てからあの世に行きたいということを話していたそうです。知人と相手の人はかなり長い時間話し合い、ささやかな式を挙げることにしたそうです。しかし、式に出席する直前、親が体調を崩し入院してしまったそうです。そこで2人は病院の許可をもらい、入院している病室に新郎新婦が挨拶に行き、婚姻届にサインする姿を見せたのだそうです。親は子供の改まった姿に感激し、涙を抑え切れなかったといいます。その後、2人は教会へ向かい、友人らの祝福を受けてつつましい式を挙げたのだそうです。その後、親は無事退院し、今では孫を抱いて笑顔ですごしているということです。知人いわく、結婚式は挙げておいたほうが人生にとっていい思い出となると話してくれました。話を聞いて、人はかわるものだとしみじみ感じました。